本日,講師として国士舘大学教授の先生に来校いただき,6年1組 算数科,6年2組 社会科の授業研究会を実施しました。今回は,市内小中学校の先生にも参加いただき,校内だけではなく,他校の先生方からも本校の授業について御意見をいただきました。
6年1組 算数科 「データの活用」で,新学習指導要領から扱うことになった単元です。本時の課題は「金魚すくい大会の代表者は,次の3人の誰を選べばいいでしょうか?」。3人の10回の金魚すきの結果の表を基に,理由を明らかにして,代表選手を選ぶという授業です。平均値だけでなく,最高記録,後半の方の記録等,選ぶ観点についてデータから明らかにしていきます。タブレットPCを使ってグラフを作ったり,平均を出したりして,代表選手を選んでいました。お互いの考えを交流し,考えを深めていました。
6年2組 社会科 「縄文のむらから古墳のくにへ」 本市にある三味塚古墳を例に挙げ,「古墳が何のためにつくられたかについて調べよう」という課題で取り組みました。グループ別に分かれて,これまで各自調べてきたデータをもとに,理由について発表し合いました。その後,課題別グループに再構成し,「どのよな立場の人が」「どんな目的で」などの視点を抑えて,まとめていきました。タブレットPCを使って,他の児童に説得力ある説明をしていました。
6年生の授業は,タブレットPCが毎日のように使われ,児童も効果的に活用できています。3~5年生も授業内容によって活用しています。1・2年生も少しづつ一人1台の端末タブレットPCを使っています。
授業後の研究協議では,本校職員に市内の先生方が加わり,建設的な話し合いが行われました。また講師の先生から,本校の取組に対する成果と課題,新しい学校教育の方向性などについて御指導いただきました。
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