本日,午後1時30分より,行方市文化会館で「令和2年度行方市PTA連絡協議会講演会」が実施されました。
講演会は行方市教育委員会主催,行方市PTA連絡協議会が共催で基本的な生活習慣改善推進事業講演会として行われました。講師は東北大学加齢医学研究所 教授 瀧 靖之 氏 で,演題は「子どもたちの健やかな脳発達のために」でした。
はじめに、「どんな生活習慣が子どもの健やかな成長につながるか」というテーマについて、脳発達等の医学的な研究結果を基に丁寧にお話しいただきました。
主な内容としては,
1 脳は後ろ(視覚・聴覚)から前(論理的思考・能力)に向かって発達する。 ※脳を道に例えると,「使う道は高速道路のなり、使わない道はつぶれていく」
2 親(保護者)の子どもへのかかわりは,健やかな脳発達において重要である。 ※子どもに知的好奇心を持たせる環境づくり・かかわり ※子どもに自己有用感がもてるような褒め方・叱り方
3 子どもの生活習慣も脳発達に大きな影響を与える。 ※睡眠時間をしっかりと確保した生活をしている子ともは脳も発達し、学力も高い傾向がある。 ※子どもの生活習慣は親の影響を受ける。
4 楽器演奏は脳発達に有効である。
5 メディア(ゲーム・SNS等)が脳発達に与える影響の明らかになりつつある。 ※新聞や読書は脳発達に好影響し,ゲームやSNSは悪影響を与える傾向がある。
本校PTA本部役員の皆様をはじめ研修委員,PTA会員等 御参加いただきました皆様には御理解・御協力ありがとうございました。本部役員の皆様にはスタッフとしまして会の運営、司会進行、駐車場案内、謝辞にいたるまで御協力いただき誠にありがとうございました。
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