昨日の卒業証書授与式に続き,今日は1~5年生の修了式を体育館で行いました。どの学年も一年間の大きな成長をうかがわせる素晴らしい態度で臨むことができました。
校長先生から式辞として,「私たちに夢や希望をもたせてくれる大きなイベント,東京オリンピックと北京オリンピックに出場した二人の選手の言葉には深いものを感じました。一つは水泳の池江璃花子選手の『努力は必ず報われる』、もう一つは羽生結弦選手の『報われない努力だったかもしれない』です。池江選手は闘病を経て無理だろうと言われていたオリンピック出場を果たし,羽生選手は金メダル三連覇を目指していましたがそこには到達できませんでした。諦めていたオリンピックに出ることができたことと、出るだけではなく金メダルを獲ることができなかったことで,努力の先に描いていたものが異なっていたのです。でも二人に共通することは、並々ならぬ想像を絶する努力の積み重ね、オリンピックまでの過程があったということです。」というお話がありました。
また,「バスケットボール界のレジェンドと言われるコービー・ブライアントの生き様,取り組む姿勢を指す『マンバメンタリティ』という言葉をおぼえてほしいと思います。この意味は,答えを見つけ出すための終わりなき冒険、もっと上達したい、もっと知りたいという無限の好奇心、結末にこだわらずにとにかく進み、頑張る事だそうです。」と新しい言葉を教えていただきました。
そして,自身の日々の取組と重ね合わせて,「私は筋トレをしています。直ぐに筋骨隆々の体にはなれません。日々の積み重ねで少しずつ筋肉が育ち、大きくなっていきます。この言葉はトレーニングを教えてくれる日本チャンピオンにもなったことのあるトレーナーさんから聞いた言葉です。私は、筋トレをする前に必ず『マンバメンタリティ』とつぶやいています。ぜひ皆さんも、結末にこだわらずにとにかく進み、何事にも挑んでください。そして、最高の自分を常に更新していってください。」と結びました。
児童は一人一人,一年間とてもがんばりました。春休みも安全な生活をこころがけ,来年度も日々成長できるようがんばりましょう。保護者の皆様,一年間ありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。