本日5年生を対象に,市の教育センター主催の読み聞かせがありました。お二人の読み手の朗読は,「はっきり聞こえるように大きな声で読む」といったレベルからは2つも3つも上をいくもので,静かに抑えた声ではありながら,ときに穏やかであり,ときに恐ろしさを感じさせるほどの迫力があり,その読みの巧みさに,まるでその場面が目に見えるようでした。
今日読んでいただいた3つの話のうち,「わらぐつの中の神様」は,これから国語の授業で取り扱う物語となっています。一人で声色を変えながら,おばあさんとその孫,そして若いときの「おみつさん」と大工さんのセリフを読み,また現在の場面と回想シーンとを立ったり座ったりしながら読むといった工夫がなされており,大変ためになりました。今日の3つのお話は,子どもたちの心にもしっかりと残ったものと思います。
[…]