2年生の国語の教科書には,「スーホの白い馬」というモンゴルの民話があります。
遊牧民の少年スーホが白い子馬を拾い,大切に育て,競馬大会で見事優勝します。
白い優秀な馬を引き渡すよう王様から命令されますが,スーホは拒否します。
にもかかわらず馬は奪われたスーホは悲しみにくれます。
白い馬は逃げ出しますが,矢で体中を射られながらもスーホのもとにもどります。
スーホの看病もむなしく白い馬は死んでしまいます。眠れない夜を過ごしたスーホは
ある晩,夢のなかで白い馬が,「自分の死体を使って楽器をつくるように」と言い残します。
そうしてできたのが,馬頭琴という楽器でした。
佐藤節子先生は,モンゴルに2年間ボランティアとして生活した経験があり,
言葉も話すことができ,馬頭琴も弾くことができます。
2年生に,モンゴル語で話しかけ,モンゴルのことについていろいろと話をしてくださり,
馬頭琴の演奏もきかせてくださいました。
そして一人ひとりに実際に馬頭琴の演奏体験までさせていただきました。
みんな感動の連続でした。とてもすばらしい学習になりました。
佐藤節子先生,ありがとうございました。