鹿嶋市教育センターが主催する「先人が語る戦争体験講座」を6年生が受講しました。講師は吉田さんです。吉田さんは、3歳の時に、太平洋戦争のなかで大きな被害を受けた「東京大空襲」でご両親とまだ赤ちゃんだった妹さんも失くし、ご自分は前夜に預けられなんとか逃げて、孤児となって苦労されてこられた80年間を振り返り、平和の尊さについてお話ししていただきました。特にお手伝いとしてから扱われずに、現代では虐待ともいわれる扱いを受けながらも懸命に生きてこられた小学生から高校生までのお話には、6年生のこどもたちも真剣にうなずきながら聞いていました。質問にも丁寧にこたえていただき、最後に「大同東小学校の6年生に平和のバトンを渡します」とのお願いがあり、こどもたちも「はい」としっかり答え、バトンを引き継ぎました。非常に貴重な体験談を聞かせてくださった吉田さん、本当にありがとうございました。